4方向型精密音響測深機 PDR-8000S(千本電気)

4方向型精密音響測深機 PDR-8000S(千本電気)

こちらの製品は取扱い終了致しました。


測深範囲 送受波器下1.0~105m。港湾工事の施工管理測量や環境調査に伴う深浅測量で利用されています

 港湾、水路、河川、ダムでの深浅測量に使用する、軽量で小型な測深機です。低電力設計で、長時間の計測にも適しています。また、操作が簡単で、どなたでもすぐに使用することができます。

機種名 4方向型精密音響測深機
型番 PDR-8000S
メーカー名 千本電気

 特長

PDR8000は港湾、水路等の浅海域専用の4方向型精密音響測深機で、アナログ記録とともに4方向の各チャンネルのデジタル水深値が得られます。感熱記録方式の採用により、小型軽量、低消費電力化を実現。



・小型軽量、低省電力
重量は12kg(乾電池除く)と軽量で持ち運びが容易です。また、内蔵電池で約3時間使用可能です。

・感熱記録紙の採用
感熱記録紙の使用により、記録ペンが不要となり、放電破壊紙による匂いからも解放されました。

・広範囲記録紙
記録紙幅が257mmと広く、レンジ幅が広く取れるのでレンジ切換回数も少なく記録が見やすくなります。

・自動感度調整
マイコン制御により、深度変化による感度調整が不要となり、併せてデジタル取得値の精度も向上します。

・記録紙上に印字
記録紙上に水深値、水深レンジ、音速補正値、時刻が必要に応じ印字することができ、外部から文字入力もできます。

・各操作をワンタッチで切替え
LCD画面を見ながら、各操作スイッチで操作がワンタッチで行えるので取扱いが容易です。

・時計機能
定期的に時刻マークや、時刻を印字できます。



 仕様


レンジ 0~45、20~65、40~85、60~105(m)
シフト 自動 /手動 4段20mシフト
測深範囲 送受波器下1.0~105m
※ただし、濁り・海底状況及び使用チャンネルにより異なります。
感度調整 自動 /手動
送受波器周波数 CH1:230KHz
CH2:190KHz
CH3:210KHz
CH4:170KHz
送受波器指向角 16°:CH1、CH4
6°:CH2、CH3
精度 ±(0.03+水深/1000)m以上
発振回数 5回/sec
記録紙 257㎜(幅)×25m(長さ) 撥水性感熱記録紙
紙送り速度 40、,60、80、120、,160、,200、220mm/分、早送り機能
記録縮尺 5mm/m
音速補正 1500m/secに対し、+6.0~-6.0%まで(0.5%単位でステップ切替)
リミット設定 1~15m(1m単位でステップ切替)
ゲート設定 海底に対し、8段階切替(0.5~5.0m)
モニターマーク 水深値下(1~7m)
STC設定 設定0~9(10段階)
タイムカット設定 OFF、10、20、30、60秒間隔
デジタル値出力 RS-232C、連続(コマンド制御可)
外部文字入力 パソコン等から10文字入力可能
文字出力 レンジ、水深値、時刻(ON/OFF可能)
発振線位置 吃水マークとして記録紙に表示(ON/OFF)
スケール目盛 0.2m、1.0m、5.0m、OFF
吃水量調整 0.00~9.99mまで(1cm単位)
使用環境 動作温度:-10℃~+45℃
湿度:20~80%(結露無きこと)
電源 内蔵電池または外部バッテリー(12V)
消費電力 DC12V、1.5A平均
ただし、記録描画状況・動作温度により異なります。
重量 13kg(内蔵電池含まず)


 構成品

標準構成品 本体(記録器、内蔵バッテリー)、舷側金具、外部押釦スイッチ×4、充電器、電源線(コネクターY端子)、RS-232Cケーブル、予備記録紙、送受波器(直下・斜測各2)、送受波器収納袋、補用品(ヒューズ、スパナ)、収納ケース(本体用、舷側金具用)、取扱説明書