軽量コンクリート圧縮試験機 SH-30(ワイビーエム)

軽量コンクリート圧縮試験機 SH-30

φ50×100mmの供試体と最大30kNの圧縮荷重に対応のコンクリート圧縮試験機

 SH-500と比べて、寸法φ185×420mm、重量15kgと小型モデルです。製造物の品質に対し厳しい保証が求められる時代になっています。コンクリート構造物の強度不足によるトラブルを未然に防ぐには、現場で打設されたコンクリートの強度をこまめに管理する必要があります。

機種名 軽量コンクリート圧縮試験機
型番 SH-30
メーカー名 ワイビーエム

  操作方法

Step.1

  プラスティックモールドなどにより試験体を製作。



Step.2

  荷重計を試験体のサイズによりセットします。



Step.3

  ピークホールドモードに設定して試験を行います。



Step.4

  試験体を試験機の中央にセットし、飛散防止カバーをかぶせます。
  手動ポンプのバルブを閉じてください。



Step.5

  手動ポンプのハンドルを上下に動かし、試験体に荷重をかけます。
  試験体の圧壊と同時に圧縮強度がデジタル表示されます。


  値は、荷重計の真正面からお読みください。荷重の精度は、±1.0%です。
  JQAより検査を受けたマスターゲージによる検査を行い、その誤差を測定し精度表として添付いたします。



Step.6

 手動ポンプのバルブを開いて圧力を減圧します。



  よくある質問

φ50の供試体で何N/mm2まで荷重することができますか?

Answer!

φ50ですと、30KN加圧時に15.28N/mm2まで荷重がかかります。
それ以上加圧すると、センサーの破損につながりますので、SH-500をお勧めします。
SH-500には100mmのスペーサーが構成品に含まれていますので、φ50×100mmの供試体もご使用いただけます。



日本品質保証機構(JQA)の成績書は発行可能ですか?

Answer!

ご希望があれば可能です。
ただし有償になり、納期もかかりますので事前にご相談ください。



供試体は付属していますか?

Answer!

ついておりませんので、お客様にてご準備をお願いします。




  仕様

手動ポンプ能力 使用圧力:50MPa{500kgf/cm2}(最大)
使用圧力:2MPa{20kgf/cm2}(最小)
本体能力(30kN) 供試体:φ50×100mm
圧縮荷重:30kN(最大)
油圧シリンダ ストローク:15mm
受圧面積:6.42cm2
圧力センサー及び
デジタル表示器
能力:30kN用
寸法 φ185×420mm
重量 15kg



  構成品

標準構成品 試験機本体、保護カバー、手動ポンプ、30KN用圧力センサー(ケーブル・表示器付き)、アッパープレート(高さ28mm)、ローアープレート(高さ21mm)、住宅基礎施工管理ソフト、取扱説明書(本体用取扱説明書、簡易説明書、管理ソフト)、収納ケース