マルチ探知器 PS38(日本ヒルティ)

マルチ探知器 PS38(日本ヒルティ):鉄筋探査機:コンクリート構造物診断機

PS38は、コンクリート間仕切り壁などの様々な母材に対応し、埋設物に当たらず、一発で穴あけが可能な、マルチ探知機 です。

 鉄筋・非鉄金属・CD管までも探し、埋設物干渉を避け、作業の効率化を図ることができます。鉄筋やCD管の位置確認、種 類判別、かぶり厚さの推定などに。

機種名 マルチ探知器
型番 PS38
メーカー名 日本ヒルティ


特長

 特長

・操作はカンタン、誰が使っても正確な探知が可能
・埋設物に当たらず、一発で穴あけが可能になり、作業効率がアップ
・ディスプレーが見やすく、設物の種類とかぶり厚を簡単目視確認可能
・コンクリート間仕切り壁などの様々な母材に対応
・片手に収まるコンパクトサイズ
・最大探知深さ120mm

○用途
・深さ120mmまでの埋設物の探知
・穴あけ前の埋設物位置確認
・埋設物の種類判断およびかぶり厚の確認



 使用方法




 PS 38で探査できる母材と探査対象物


対象物 金属 木材 空洞 CD管 最大探知深さ
コンクリート   120mm ※1
間仕切り    ※2 80mm
空洞の多い母材
(中空煉瓦など)
   

※1 コンクリート厚さが120mm未満の場合は、ユニバーサルモード(最大探知深さ80mm)を使用
※2 CD管に何も入っていない場合は、探知不可


 モードの説明

モード 概要
ユニバーサルモード 母材が未知の場合に、素早く結果を知りたいときに適しています。
母材が既知の場合は、適したモードを選択した方がより正確な結果を得られます。
コンクリートに対しては、厚さが12cm以下の際に使用します。
コンクリートモード コンクリートの厚さが12cm以上の際に使用します。
濡れたコンクリートに対して使用した場合は、結果が正確に出ません。
床暖房 ヨーロッパでよく使用される床暖房を想定して開発されています。
日本の床暖房には適していませんので、使用はおすすめしません。
間仕切り 間仕切り壁への使用を想定して開発されています。
スキャン場所がスクリューを通過する場合、埋設物の種類が正しく認識されない場合があります。
金属探査 中空煉瓦など空洞が多い母材に対して、金属など物質の性質が空洞と異なるもののみ探知します。
空洞や空のCD管は探知しません。



 仕様


型式 PS38
最大探査深度 120mm(モード、使用環境による)
最小測定間隔 40mm
深さ精度 60mm
探査対象物 鉄筋、非鉄金属、非金属
かぶり厚さ測定精度 ±10mm(母材、使用環境による)
耐候性 防じん防滴構造 (IP54準拠)
電源 単3アルカリ乾電池×4本
電池寿命 5時間
作動温度範囲 -10°〜50°
本体寸法 195×90×75mm
重量 700g(電池を含む)
 用途  穴あけ作業に


 構成品

標準構成品 本体、単3アルカリ乾電池×4本、ハンドストラップ(本体装着済み)、布バッグ、マーカーセット(赤・黒ペン 各1)、取扱説明書