鉄筋破断非破壊診断装置 M.EYE チェッカー(四国総合研究所)

鉄筋破断非破壊診断装置 M.EYE チェッカー(四国総合研究所):鉄筋腐食診断器:コンクリート構造物診断機

こちらの製品は取扱い終了致しました。


鉄筋の「破断」の有無をコンクリート表面から非破壊で診断できる新しい非破壊調査技術
NETIS登録番号:SK-080018-V

 橋脚・橋梁などの鉄筋コンクリート構造物内部の鉄筋の「破断」の有無をコンクリート表面から非破壊で診断できます。

お問い合わせの際は、
・鉄筋曲加工部破断診断推奨タイプ
・PC鋼材破断診断推奨タイプ
の2タイプからご指定下さい。

機種名 鉄筋破断非破壊診断装置
型番 M.EYEチェッカー
メーカー名 四国総合研究所


  特長

 鉄筋コンクリート構造物の鉄筋診断を非破壊で診断できる装置です。
 鉄筋直線部だけでなく、曲げ加工部の破断も診断可能です。かぶり150mm程度まで診断可能です。


鉄筋曲げ加工部破断診断推奨タイプ

 橋梁の梁部分などの、鉄筋曲げ加工部の破断が懸念される場合は、鉄筋曲げ加工部破断診断推奨タイプをご使用ください。

  • ・磁気計測ユニットは、軽量で、片手で簡単に操作できます。
  • ・測定したデータは、磁気計測ユニット内に記録され、波形表示により、破断箇所を正確に特定できます。
  • ・ガイドを使用することで、あらかじめ検出した鉄筋の位置上を、正確に測定することができます。
  • ・測定したデータは、csvファイルでUSBメモリに保存できますので、パソコンに取り込み、EXCELなどで編集することもできます。

● 道路橋橋脚梁部の診断・検証例と測定結果

鉄筋曲げ加工部破断診断:検証例


鉄筋曲げ加工部破断診断:検証例


測定波形の例




PC鋼材破断診断推奨タイプ

 広範囲の鉄筋の検査が望ましい場合やPC鋼材の破断がが懸念される場合は、PC鋼材破断診断推奨タイプをご使用ください。

  • ・無線接続したパソコン(別途用意)で測定デーを表示、保存できます。


1、PC分析における着磁状況(磁石ユニットを用いて)

PC鋼材破断診断推奨タイプ:診断例



2、PC分析における磁束密度測定状況(磁気計測ユニットを用いて)

PC鋼材破断診断推奨タイプ:診断例


 ※ PC鋼材破断診断推奨タイプには、ガイドを付属していません。


鋼製シース内PC鋼線実行結果とPCポストテンションT桁橋測定結果

鋼製シース内PC鋼線実行結果とPCポストテンションT桁橋測定結果




  漏洩磁束法

 鉄筋が強磁性体であることを利用して、コンクリート表面から磁石で鉄筋を着磁します。
 破断箇所では、磁束の乱れがあるので、それを磁気センサーで検出して破断の有無を診断します。






M.EYEチェッカー 測定結果

M.EYEチェッカー測定結果




  よくある質問

鉄筋曲げ加工部破断診断推奨タイプでPC鋼材の破断診断はできますか? また、その逆も可能ですか?

Answer!

可能です。ただし下記2点の特長から、それぞれの推奨タイプを使用することをおすすめします。
・鉄筋曲げ加工部破断診断推奨タイプには、構造物の隅角部診断で用いる専用ガイドが標準で付属
・PC鋼材破断診断推奨タイプは、移動距離計測範囲が鉄筋曲げ加工部破断診断推奨タイプより長い




  仕様

磁気計測ユニット
タイプ 鉄筋曲加工部破断診断推奨タイプ PC鋼材破断診断推奨タイプ
磁束密度検出範囲 ±300μT
移動距離計測範囲 -500mm ~ +2500mm 10,000mm
液晶パネル 3.7インチTFTカラータッチパネル
通信・記録方法 USBメモリ(18,000件以上/1GB) Bluetooth(R) SpecV2.1+EDR対応(class2)
電源 単三型電池×8
動作時間 連続2時間以上 約3時間
寸法 230mm×140mm×125mm(突起部を除く) 253mm×142mm×135mm
重量 1.62kg(電池を含む) 約1.5kg
磁石ユニット
特長 鉄筋を鉄筋長手方向に着磁
内蔵磁石 希土類永久磁石
寸法 180mm×165mm×134mm
重量 8kg
ガイド
主要材料 塩ビ、アルミ
寸法 1140mm×273mm×220mm ※(H)70mm(ストッパーを除く)
重量 2.9kg



  構成品

標準構成品 磁気計測ユニット、USBメモリ、単三型ニッケル水素電池、ニッケル水素電池用充電器、PCアプリケーションインストールディスク、取扱説明書、磁気計測ユニット用収納ケース
 ※対応最新OS:Windows7